先輩インタビュー

人を癒す仕事、でも自分もご利用者に癒される日々。

私は秋田県出身で、地元の看護学校を卒業後、2年半ほど病院に勤務し、結婚して西尾市へ。もともと高齢者に関わる仕事をしたいと思っていたため、この施設に就職しました。ご利用者の健康管理や診療補助といった看護師としての業務はもちろん、食事やトイレなどの生活介助も随時行います。
最初は病院との違いを感じて驚きました。病院では医師や技師などと連携はしますが、職域がはっきり分かれている感じ。ここでは職種の壁があまりなく、介護やリハビリ、管理栄養士などの職員といつも助け合って働いています。ただし看護師の数が病院と比べて少ないため自分で判断して行動すべきことが多く、新人の頃はとまどいも。でも先輩たちが優しくて何でも相談できたので、さほど困りませんでした。いちばんよかったのは、ご利用者の皆さんとのふれあいを通じて私自身がすごく癒されたこと(これは今でも!)。そういえば、当初は秋田弁を駆使して皆さんに可愛がってもらいました(笑)。
やりがいを感じるのは、やはり他のスタッフと協力し合ってご利用者にベストなケアができた時です。医師や看護師では気づきにくい小さな体調変化に、介護職員が気づき、そこからはじまるケアがあります。生活介助をし、そこから気づけるものもあります。連携の大切さを実感します。

仲間のおかげで、3人の子育ても順調!


私には3人の子どもがいます。ここで働きながら育ててきました。自分の好きな仕事とはいえ、家事との両立がスムーズにできたのは家族の協力もありますが、職場環境のよさもあると思います。仲間たちがみんな話しやすく、相互理解できている職場です。特に上司の協力が大きいですね。妊娠・出産で迷惑をかけるのではと心配したり、子どもが熱を出して困ったり、いちいち気にしていた私を「悩んでもしかたない。休みなさい」と励ましてくれました。
職場に託児所があるのもうれしい。しかも託児の先生がとても親身になって子どもを見てくれます。ここには私のように子育てをしながら仕事をしているお母さんたちが何人もいるんですよ。安心して働ける職場であることは身をもって経験済みです。


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